国庫帰属制度の使い方
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「売れない実家の土地、国に返せないの?」——実は返せる制度があります。ただし建物付きはNGなど条件は厳しめ。使いこなしのポイントを解説します。
この記事の目次
制度の概要と最大の条件
- 相続した土地を、審査と負担金の納付を経て国庫に帰属させられる制度:相続・遺贈で取得した土地が対象(売買で買った土地は対象外)
- 最大の条件=更地であること:建物がある土地は引き取り不可。つまり空き家は解体してから申請する流れになる(解体費の記事・解体判断の記事(参照予定))
- 他の却下されやすい条件:担保権付き/境界が不明確・争いがある/土壌汚染・埋設物/崖地で管理困難/通路など他人が使用——「国が普通に管理できる土地」しか引き取らないと理解するのが早い
費用と流れ
- 費用は3層:①審査手数料(土地1筆あたり14,000円)②負担金=原則20万円(市街化区域の宅地・農地等は面積に応じて増える)③前提となる解体費・境界確定費用など
- 負担金の意味:おおむね「10年分の土地管理費相当」を国に前払いする建て付け。20万円+解体費で「永久に手離れ」できると考えると、売れない土地の出口として合理的な価格感
- 流れ:法務局へ事前相談(無料・ここで見込みが分かる)→申請→書面・実地審査(数か月〜)→承認→負担金納付→国庫帰属。まず法務局の事前相談に行くのが正解——ダメな土地は最初に教えてくれる
空き家所有者の使いどころ
- 向いているケース:売却を試みたが買い手がつかない(売却の記事・0円譲渡の記事(参照予定)もダメだった)/管理・税負担を子に残したくない(生前対策の記事(参照予定))/遠方で管理が現実的でない(遠方の記事)
- 判断の順番:①売却・譲渡を先に試す(お金になる可能性を捨てない)→②ダメなら国庫帰属の事前相談→③解体費+負担金と、持ち続ける10年コスト(維持費の記事(参照予定)・シミュレーションの記事(参照予定))を比較
- 相続放棄との違い:放棄は財産全部が対象で3か月の期限あり(放棄の記事)、国庫帰属は「この土地だけ」を後からでも手放せるのが強み
- 個別の可否は法務局の事前相談・司法書士へ(本記事は概要整理です)
「売れない・使わない・でも税金は来る」土地に、国という最後の引き取り手ができました。まず法務局の無料相談で、あなたの土地の可能性を確かめてください。
この記事に関係する掲載先
不動産会社アゼスホーム株式会社(空き家サポートセンター札幌)
月額5,500円(札幌近郊は別途見積もり)。基本サービスは外部点検・通気換気・周辺情報確認・外周り掃除・雨漏り確認・郵便物回収の6項目。オプションで通水確認、漏水確認、内部清掃、庭木整備、補修工事に対応。
不動産会社株式会社松橋不動産
一戸建てはライトプラン月5,500円(税込)、スタンダードプラン月11,000円(税込)、スタンダードプラスプラン月14,300円(税込)の3段階。マンション管理プランは月11,000円(税込)。巡回は月1〜2回・30〜60分。全室換気と通水、居室内簡易清掃、郵便物転送を実施。動画・写真付き管理レポートをマイページで確認可能、緊急時の無料巡回点検あり。
便利屋・何でも屋アイツーリンク 環境整備事業
空き家管理は月額3,300円(税込)から。月1回の巡回と写真付き報告。除草・除雪・伐採にも対応。
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