遺言による空き家予防
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空き家問題の多くは「誰が実家を継ぐか決まっていない」ことから始まります。遺言という予防薬の使い方を、実家に焦点を絞って解説します。
なぜ遺言が空き家予防になるか
遺言の種類と実家の書き方
- 公正証書遺言が実務の本命:公証役場で作成し原本が保管される。無効リスク・紛失リスクが低く、相続開始後すぐ使える。費用は財産額に応じ数万円〜
- 自筆証書遺言+法務局保管制度:自分で書き、法務局に預ける低コスト路線(保管申請3,900円)。形式不備で無効になりやすいのが弱点なので、書式は法務局・専門家の案内に忠実に
- 実家について書くこと:①誰に承継させるか(登記できるよう物件を特定)②誰も要らない場合の方針(「売却して代金を分ける」=清算型の指定も可能)③祭祀・仏壇・家財の扱い(家財の記事)
- 付言事項で理由を語る:法的効力はないが「なぜこの分け方か」の一文が争いを鎮める。実家への想いと「無理に維持しなくていい」の一言は、残された家族を空き家の呪縛から解放する
遺言だけでは足りないケースと合わせ技
- 認知症リスクには家族信託・任意後見を併用:遺言は死後の話で、生前の凍結(認知症の記事)はカバーしない。「生前=信託・後見、死後=遺言」の二段構えが完全形(生前対策の記事(参照予定))
- 承継者がいない場合:清算型遺言(売却して分配)+遺言執行者の指定で、「誰も住まない実家」を最初から現金化する設計に。売れない土地なら国庫帰属の検討も視野(国庫帰属の記事)
- 書く前に家族会議を:秘密の遺言はサプライズ紛争の元。方向性は生前に共有し、遺言は「決めたことの証文」にするのが上手な使い方(家族会議の記事(参照予定))
- 個別の設計・遺留分の計算は司法書士・弁護士・公証人に(本記事は概要整理です)
遺言は財産の分配表である前に、実家の未来の設計図。親の「決めておくよ」の一言が、10年後の空き家をひとつ減らします。
この記事に関係する掲載先
不動産会社アゼスホーム株式会社(空き家サポートセンター札幌)
月額5,500円(札幌近郊は別途見積もり)。基本サービスは外部点検・通気換気・周辺情報確認・外周り掃除・雨漏り確認・郵便物回収の6項目。オプションで通水確認、漏水確認、内部清掃、庭木整備、補修工事に対応。
不動産会社株式会社松橋不動産
一戸建てはライトプラン月5,500円(税込)、スタンダードプラン月11,000円(税込)、スタンダードプラスプラン月14,300円(税込)の3段階。マンション管理プランは月11,000円(税込)。巡回は月1〜2回・30〜60分。全室換気と通水、居室内簡易清掃、郵便物転送を実施。動画・写真付き管理レポートをマイページで確認可能、緊急時の無料巡回点検あり。
便利屋・何でも屋アイツーリンク 環境整備事業
空き家管理は月額3,300円(税込)から。月1回の巡回と写真付き報告。除草・除雪・伐採にも対応。
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