屋根・雨どいの点検術
空き家をダメにする水の入口は、ほぼ屋根と雨どいです。屋根に上らず地上からできる点検法と、直す優先順位を解説します。
地上からできる点検法
- 道具は双眼鏡かスマホの望遠:屋根に上がるのは厳禁(プロでも命綱の世界)。四方から屋根面と軒先を撮影して記録するのが基本動作(報告書の記事——業者委託なら報告写真で同じことを見る)
- 見るポイント:瓦のズレ・割れ・浮き/棟(てっぺんの線)の歪み/スレートの色あせ・コケ/板金部(谷・棟包み)のめくれ/雨どいの外れ・詰まり・草が生えていないか
- 室内からの逆算チェック:天井のシミ・押入れのカビ臭は雨漏りの結果(雨漏り発見の記事)。2階天井裏を懐中電灯で覗ければ確度が上がる
- 頻度は年2回(台風シーズン前後)+大きな台風・地震の後(台風後の記事・地震後の記事(参照予定))
放置するとどう連鎖するか
直す優先順位と費用感
- ①雨どい清掃・補修(数千〜数万円):費用対効果最強。高所作業になるため業者へ——巡回管理のオプションにあることも(管理相場の記事)
- ②瓦のズレ直し・部分補修(数万円):見つけ次第すぐ。放置期間に比例して工事が育つ
- ③板金部・棟の補修(数万〜十数万円):風でめくれやすい弱点部位
- ④全面葺き替え・カバー工法(100万円級):ここまで来たら「直して残す価値があるか」の判断が先(解体判断の記事・シミュレーションの記事(参照予定))
点検の言葉で言えば「水の通り道を切らさないこと」。年2回の双眼鏡チェックと雨どい掃除だけで、空き家の寿命は目に見えて延びます。
この記事に関係する掲載先
不動産会社アゼスホーム株式会社(空き家サポートセンター札幌)
月額5,500円(札幌近郊は別途見積もり)。基本サービスは外部点検・通気換気・周辺情報確認・外周り掃除・雨漏り確認・郵便物回収の6項目。オプションで通水確認、漏水確認、内部清掃、庭木整備、補修工事に対応。
不動産会社株式会社松橋不動産
一戸建てはライトプラン月5,500円(税込)、スタンダードプラン月11,000円(税込)、スタンダードプラスプラン月14,300円(税込)の3段階。マンション管理プランは月11,000円(税込)。巡回は月1〜2回・30〜60分。全室換気と通水、居室内簡易清掃、郵便物転送を実施。動画・写真付き管理レポートをマイページで確認可能、緊急時の無料巡回点検あり。
便利屋・何でも屋アイツーリンク 環境整備事業
空き家管理は月額3,300円(税込)から。月1回の巡回と写真付き報告。除草・除雪・伐採にも対応。