シロアリの予防と駆除
人が住まない家はシロアリの楽園です。気づいた時には床下が——とならないための、サインの見つけ方と予防・駆除の実務を解説します。
なぜ空き家が狙われるか
- 湿気がこもるから:換気されない床下・閉め切った室内の湿気はシロアリの最適環境(通水・換気の記事・湿気対策の記事(参照予定))
- 発見が遅れるから:住んでいれば羽アリの飛来や床のフワつきで気づくが、空き家は年単位で食害が静かに進行する
- 庭の放置も呼び水:切り株・積んだ廃材・伸びた植栽は餌と通り道になる(庭の記事・草刈りの記事)
発生サインの見つけ方
- ①蟻道(ぎどう):基礎の立ち上がりを這う土のトンネル状の筋。外周をぐるり一周見るだけで発見できる最重要サイン——巡回時の定番チェックに(チェックリストの記事(参照予定))
- ②羽アリの死骸・羽:春〜初夏、窓際・玄関に羽が溜まっていたら要警戒。クロアリとの見分けは「寸胴・羽が4枚同サイズ」がシロアリ
- ③木部の空洞音・フワつき:柱・敷居を叩いて軽い音、床を踏んで沈む感覚
- ④畳・押入れのカビ臭と湿気:直接のサインではないが、環境が揃っている警告
- 怪しければ床下点検はプロへ——無料点検を入口にする業者もいるが、その場契約はせず複数社で判断(質問リストの記事(参照予定))
予防と駆除の費用感
- 予防(バリア工法の薬剤処理):坪数千円×床下面積で、一戸あたり10〜25万円程度・効果は約5年が相場観。売却・活用予定のある家には価値ある投資(活用の記事)
- 駆除(発生後):範囲により15〜30万円級+食害部の修繕費が別途(床・柱の交換で数十万〜)。「予防の3倍高い」と覚える
- お金をかけない予防:床下通気口の前の物・雑草をどける/庭の木材・切り株を撤去/換気の徹底——湿気と餌を断つのが無料の基本
- 被害が進んだ家は修繕か解体かの判断へ(解体判断の記事)。売却時は被害の告知義務がある点も注意(古家売却の記事)
シロアリ対策は「乾かす・餌を断つ・外周を見る」の3点セット。基礎まわり一周1分の習慣が、床下の静かな崩壊を防ぎます。
この記事に関係する掲載先
不動産会社アゼスホーム株式会社(空き家サポートセンター札幌)
月額5,500円(札幌近郊は別途見積もり)。基本サービスは外部点検・通気換気・周辺情報確認・外周り掃除・雨漏り確認・郵便物回収の6項目。オプションで通水確認、漏水確認、内部清掃、庭木整備、補修工事に対応。
不動産会社株式会社松橋不動産
一戸建てはライトプラン月5,500円(税込)、スタンダードプラン月11,000円(税込)、スタンダードプラスプラン月14,300円(税込)の3段階。マンション管理プランは月11,000円(税込)。巡回は月1〜2回・30〜60分。全室換気と通水、居室内簡易清掃、郵便物転送を実施。動画・写真付き管理レポートをマイページで確認可能、緊急時の無料巡回点検あり。
不動産会社大和建設株式会社
月額3,500円コース(建物外部・30分)から15,000円コース(外部+内部・120分)まで6コース制。建物外部+内部の点検は月額8,500円コース(60分)から。通風換気・通水確認・簡易清掃・草刈り・郵便物整理・写真付き管理報告書の送付。地震や台風など災害発生時は現地を確認する緊急時対応あり。