カビ・湿気対策の実務
閉め切った家は、梅雨を2回越すとカビの家になります。空き家を腐らせない換気の技術と、部屋別の重点対策を解説します。
湿気が家を傷めるメカニズム
効果的な換気の手順
- 対角線の風の道を作る:家の対角にある窓を2か所以上開け、風の通り道を作る。1か所だけ開けても空気は動かない
- 収納を全部開ける:押入れ・クローゼット・下駄箱の戸を開け、中の空気も入れ替える。湿気は締め切った収納から腐らせる
- 床下と畳:床下通気口の前の物・草をどける(庭の記事)。年1回は畳を上げて風を入れられれば理想
- 時間は30分〜1時間:月1〜2回の巡回時に必ず実施(通水・換気の基礎記事・頻度の記事)。雨の日の換気は逆効果——湿った外気を入れるだけなので晴れた日に
部屋別の重点対策と道具
- 押入れ・クローゼット:置き型除湿剤(数百円・2〜3か月で交換)+すのこで壁から離す。布団・衣類は持ち出すのが最善(家財整理の記事)
- 北側の部屋・水回り:換気の重点区画。排水トラップの水切れ対策(封水の蒸発は悪臭・虫の入口。虫の記事)と通水はセットで(記事)
- 電気が生きている家の追加手段:換気扇の定期運転・タイマー付きサーキュレーター・除湿機(ライフラインの記事・スマート管理の記事)
- カビが出てしまったら:軽度は消毒用エタノールで拭き取り(塩素系は変色注意)、広範囲・天井裏は専門業者へ。原因(雨漏り?床下?)の特定が先(雨漏りの記事・屋根点検の記事)
湿気対策は「月1回、晴れた日に、全部開ける」——これだけで家の寿命は何年も変わります。換気は最も安いリフォームです。
この記事に関係する掲載先
不動産会社アゼスホーム株式会社(空き家サポートセンター札幌)
月額5,500円(札幌近郊は別途見積もり)。基本サービスは外部点検・通気換気・周辺情報確認・外周り掃除・雨漏り確認・郵便物回収の6項目。オプションで通水確認、漏水確認、内部清掃、庭木整備、補修工事に対応。
不動産会社株式会社松橋不動産
一戸建てはライトプラン月5,500円(税込)、スタンダードプラン月11,000円(税込)、スタンダードプラスプラン月14,300円(税込)の3段階。マンション管理プランは月11,000円(税込)。巡回は月1〜2回・30〜60分。全室換気と通水、居室内簡易清掃、郵便物転送を実施。動画・写真付き管理レポートをマイページで確認可能、緊急時の無料巡回点検あり。
不動産会社大和建設株式会社
月額3,500円コース(建物外部・30分)から15,000円コース(外部+内部・120分)まで6コース制。建物外部+内部の点検は月額8,500円コース(60分)から。通風換気・通水確認・簡易清掃・草刈り・郵便物整理・写真付き管理報告書の送付。地震や台風など災害発生時は現地を確認する緊急時対応あり。